『なぜあの人は整理がうまいのか』 中谷彰宏
定期的に片付けやミニマリストに関する本を読み、自分の部屋や家を片付けるモチベーションにしています。
ビジネス書を読んで、仕事や人生に対して前向きになるのと同じですね😅
そして今回読んだ本がこちら
何百冊本を書いてんだ? しかもよくこんなに書くネタがあるよね。といつも思っている中谷彰宏先生の整理術に関する本です。
2009年に書かれた本ですが、内容は今でも十分通じる内容です。まぁ整理術は、片付ける物は変わって来ているかもしれませんが、片付ける事や、基本的な考え方は全く変わっていないという事ですね。
運気の良い人の周囲にはモノが少ないです。
捨てていいモノをたくさん抱え込みすぎる人は、いわゆる便秘状態です。
便秘は万病のもとです。出してしまわないければならない毒をいつの間にか体の中に抱え込んでいては、体にいいわけがありません。
整理ができないと言うのは、生活の中における便秘現象なのです。
片付けをできない人の状態を便秘と捉える発想が面白い!
でも的を得ていますよね。何事も抱え込みすぎる事は良くない。
ものを捨てられるようにするためには、あらゆるものに日付を入れるのです
冷蔵庫の中を例えにされています。
賞味期限の書かれたものは、それを見て捨てる、使うといった選択ができますが、卵のように賞味期限が書かれていない(パッケージは書かれていたが、卵そのものには書かれていないので)物は、そのような選択が出来ず、ほったらかしの可能性もあります。これは作って余った食材をラップして置いている場合にも言えますね。
コピーの裏紙をメモ用紙がわりにしようとすると、大量のゴミになります。
整理用に使おうと思っている紙袋が邪魔になっているのと同じ現象です。
これは結構あります。もったいないと思ってコピー用紙の裏紙をとっていると、それがどんどん溜まってきて、結局邪魔になってきているという悪循環。あとはスーパーのビニール袋なんかも同じですね。ゴミの廃棄用に取っておくのですが、それよりスーパー袋の方が溜まってきてしまっているという現象。最近は買い物に行くと決めた時は袋を持って行くよう心掛けています。
私はもらってきたものは迷わずしてます。
ここで負の連鎖を断ち切るのです。
整理術の1歩はここですね、
まずは持ち込まないこと。つまり物が入ってくる入り口で精査してしまい。必要な物しか持ち込まない。
これだけでも部屋の中は整理されていくと思います。
大切なのは、運気のない服をクローゼットにため込みすぎないことです。
クローゼットは運がこもる場所です。
そこから運気が下がります。
出かける前に勝負がつきます。
着ないのは、着たくないからです。
人は運気のある服を感じ取って選んでいるのです。
片付けの本を読んでいると、一番最初の整理対象に来るのがクローゼットではないでしょうか。
それだけ物を溜めやすい場所であり、かつ整理しやすい場所であるからかもしれません。
最近自分が困っているのが、好きな服なんだけど、臭いが付いてしまっている服がいくつかあるということ。
定期的にフィットネスに行って汗を流すのですが、その汗の汚れが繊維の奥に染み付いてしまい、着た時は問題ないのですが、汗をかいて行くうちに、その汗が繊維の奥の汚れに混じってしまい、臭い匂いを出してしまう。という服がいくつかあります。
これがユニクロで買った服などであればさっさと捨ててしまうのですが、好きなラグビーチームのロゴの入った服だったりするので、なかなか捨てられず・・・。でも着るとそのうち嫌な臭いがするので・・・と、なかなか着たくないけど、捨てられない問題になっています。
ゴミ箱を空にするのが、本当の意味での捨てるということです
使った皿を洗浄機に入れて洗って終わりではなく、その洗った皿を棚にしまってようやく終わり。
洗濯物も洗って、干して、取り込んで終わりではなく、それを畳んで棚にしまうまでがひとつの流れ。
ゴミ箱も、そこにゴミを入れて終わりではなく、ゴミ箱の中を常に廃棄してこそがひとつの流れですね。
家の中の本棚の位置が去年や先月と同じなら、そこには運気がありません。
本棚に元気を与えるためには、本の位置を変えることです。
これは自分では反省しました。
ここんとこ、Kindleが図書館の本しか読んでおらず、本棚にある本はずっとそのまま。
ここは再度見直して、捨てる、残すの選択もしないといけないなぁと。
結局は、その人が根っこで何をやりたいかと言う軸が決まっていると本ボンボン捨てられます
この本の結論はこれでした。
目的、目標がないと整理は成り立たない。
以上につきますね。