アラフィフからのゼロ・リセット

遂に人生折り返しの50歳になりました。これまで以上に楽しい人生を過ごしていきたいなと願いつつ、自分の趣味のことや、思ったこと、経験したことを書いています。

それは貴方の力ではなく、貴方が属する会社の力でしょう

 営業をしていると色々な人に出会うのですが、自分が一番嫌だなぁと思な人が、自分の力とその人の所属する会社の力とを勘違いしている人です。

 

会社と会社との取引なので、お互いに納得いかないことや、お互いの認識のズレ、勘違いなど当然あるでしょう。

その時に怒りをあらわに、こんな事を言う人がいます。

 

「出禁(会社に入ることを禁じます)や」と。

 

それが、その会社の社長が言われた場合は、たしかにその会社には今後取引のために入る事が出来なくなるでしょうが、一介の係長クラスが、そんな事を言うとその人の性格を疑います。

 

あなた何様?  

(取引先なので、当然目の前ではそんな事を言えませんが(笑))

 

自分が主となっている組織の中には来ないでくれ。

と言うのであればまだ判ります(本来なら、よっぽどおかしい事がない限りは、それも変なのですが・・・)

 

それを超えて、自分の会社に来るなと言うのは、ちょっと自分の力と会社の力を混同していないかと、逆にその人の性格を疑ってしまいます。

 

営業マンは売ってなんぼなので、当然、顧客に対して媚びることもあります。

でも、それが本当に貴方の実力に対してなのか?  それとも貴方の属する会社に対してなのか?

 

会社というお面を被って偉そうにして、自分の力だと勘違いしている人は、きっとどこかで人間的にもおかしくなり、あまり周りから良いようには思われなくなるだろうと思います。

 

自分自身もそうなっていないか常に気をつけようと思った出来事でした。