読了『苦しかった時の話をしようか』森岡毅

苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」

USJの再建で脚光を浴び、マーケティングを得意とし、今は自分でマーケティングの会社「刀」を起業させ奮闘されている森岡毅さんが、息子に送る文章として書きためていたものを編集してまとめた本です。
著名な本でキングスレイ・ウォードの『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙』(新潮文庫)がありますが、それに近いような本です。(もちろん息子に送るというだけで、書かれている内容そのものは異なりますが)

ビジネスマンの父より息子への30通の手紙    新潮文庫

 
 
森岡毅さんの本を読むのは初めてだったのですが、正直なところ処所読むにくいところがあり、305ページあるのですが、読むのに少々時間がかかりました。まぁそれだけ内容が濃かったと捉えることもできます(笑)
 
本の中で一番印象に残っているのは本のタイトルにもなっている第5章。
森岡さんがUSJの前職であるP&Gに働いていた時のことが書かれていますが、よく頑張ったよなぁと同世代の人間としては思わずにはいられませんでした。
苦しかったときがあったからこそ今の自分がある。そう考えると辛い事を避けてきたような自分はまだまだ甘ちゃんだなぁと。
苦しみは別に若い時の特権ではありません。40になろうが、50になろうが、自分がこうなりたい、頑張りたいと思えばやればいい。40代の自分が今苦しみを味わえば、きっとそれが50代、60代の時の自分として役に立つことがあると思います。
 
この本については他にも自分をマーケットする方法や、そのために必要な自分の強みの見つけ方なども書かれています。この辺りは今の自分にはあまり必要がない事なので、さらりと流して読んでしまいましたが、もう少し時間が経ってから改めて読み直してみたいと思います。