稲盛和夫 『活きる力』
以前に読んだことがあったのですが、年末になり、来年2020年をいい年で迎えられるようにとの思いから読み返したのがこの本でした。
全体を通して稲盛さんが強調されているのは
・「他の人たちを助けてあげたい」、「みんなに親切にしてあげたい」と言う利他の心を持つこと
・一切の疑念を持たず、「なんとしてもそれを実現したい」と言う強烈な「思い」を抱くこと
という2つ。
具体例として、京セラの設立、第2電電の設立。そして全日空の立て直しなど、いずれも上記2点の思いからやってきたということがあちこちに書かれています。
この本の中で2020年にとにかく自分が意識しようと思ったのが、この本の第3章にある「自分の道を切り開くための6つの精進」でした。
1.誰にも負けない努力をする
2.謙虚にして驕らず
3.反省のある毎日を送る
4.生きていることに感謝する
5.善行、利他行いを積む
6.感性的な悩みをしない
日々を送っていると、惰性に流されてしまいついついサボりがちになる事もあるかもしれませんが、それでもこれは常に目のつくところに貼っておき、常に意識しておきたく思います。
そしてまた2020年が終わる頃に、読み返してみて自分がどれだけやり遂げたかの確認をしたく思います。