アラフィフからのゼロ・リセット

遂に人生折り返しの50歳になりました。これまで以上に楽しい人生を過ごしていきたいなと願いつつ、自分の趣味のことや、思ったこと、経験したことを書いています。

転職した職場で気を付けたい事

 金曜日仕事のパートナーさん(零細企業です)と一緒に飲んでおり、そこで出た話が転職した際に気を付けておきたい事として非常に印象的だったので、教訓としてアップさせて頂きました。

 

その話は昨年パートナーさんの会社に成功報酬型の給料形態として入社されたMさんについてでした。

そのMさんは以前は大手上場企業の会社に居られたのですが、諸事情があり辞められました。その時にそのパートナーさんの会社とも付き合いがあったこともあり、昨年転職されました。

 

で、そのMさんの何が問題かというと主に2点

 

1点は、成功報酬型の給料だと案件を取って来て、その仕事を完成させ、支払いを頂いたことでMさんに報酬が発生します。なのでMさんが給料が頂けるのはお客様からの入金があってからになるのが普通の考え方であると自分は思っていますし、パートナーの社長もその認識でした。

しかし、Mさんは案件を取ってきた段階で報酬を要求されるとのこと。

まずこの段階で「普通では考えられない」とパートナーの社長は頭を悩ませておられました。

 

そして2点目。

仕事を取ってくれば、当然それに対しての「作業」というものが発生します。その作業をMさん本人が一人で行えば、当然入金された支払いのうち、決められたパーセントの報酬はMさんの物になります。しかし大手企業におられ、なんでもパートナーや担当部署に振っていたMさんは自分で作業ができないので、それをパートナーさんの別の社員に丸投げ。

となるとその社員がMさんにリソースを取られる事になるので、報酬の1部は動いた社員につく事になるというのが普通の考えだと自分は思うのですが、Mさんは全額を要求されます。

 

これらのことは雇用契約段階できちんと取り決めをしていなかったことが一番の問題だとは思います。

 

ただMさんと自分の考え方はまさに大手と零細企業との考え方の違いだと痛感しました。

 

大手企業

→案件は取ってくればOK

 

零細企業

→案件を完成させてようやくOK

 

 

全ての企業がこれに当てはまる訳ではありませんし、契約内容によっては異なる場合もあります。

しかしこれらの考え方を意識しておかないと、大手から零細企業に転職した時に零細企業の社長からは「お前は使えない」なんて事になるかもしれませんね。