『わいたこら』新庄剛志
阪神タイガース→メジャーリーグ→日本ハムと渡り歩いたスーパースター新庄剛志の本です。と言っても新庄剛志は本が読めないそうで、この本は新庄剛志が語った内容をブックライターが書いたようです。
ちなみにこの本の題名は九州弁で「なんじゃこりゃ」の意味に近いそうです。
日本ハムにいた後は世間から消えてしまったような方でしたが、バリにおられたそうです。しかもバリに住むことを決意し、それまで信頼できる人に預かってもらっていたお金を返してもらおうと思ったところ、着服されてしまっていたとかで、その金額がなんと20億円。
まぁネタもスーパースター級ですね。この本を読んでいてもやはりこの人は神様からスーパースターとしての素質を与えられたんだって。と思ってしまいました。
ただ、そうやって光が当たる反面、過去を振り返ってみれば交通事故に8回も合い、死にかけたこともあるとか。それに冒頭でも書きましたが、文字を読もうとすると文字が「もわーん」となって頭が混乱してしまい、本を読むのが苦手だそうです。
運を持っている人というのは、全てがパーフェクトなのではなく、その反面の部分も持っていること言うことが分かりました。
ちなみに新庄剛志の誕生日は1972年1月28日で、私の誕生日とそれほど変わりません。
つまり同級生なんですよね。そんな同級生が語った気になった言葉以下でした。
過酷なレギュラー争いで生き残るには、並大抵の努力じゃとても無理だ。 一流選手の多くは、プレーしている最中だけでなく、一分一秒、常に野球のことを考えて、自分がもっと上に行くにはどうすればいいかを考えている
5位指名は、僕にとって屈辱だった。めちゃくちゃ悔しかったので、プロに入ったらみんなを見返してやろうと思った
常に「スター」になるための練習をしていた
〝努力したアピール〟なんて格好悪いと思ってたから、当時は黙っていたけど、今なら素直に言える。才能も大事だけど、努力も大事。 好きなことはとことん努力すべき。才能に恵まれて、必死で努力して、そうしてやっと一流になれるのがプロの世界っていうことだ
大事なのは、成功する前から成功すると「決める」こと
人がチャンスをものにするときは、自分の力を超えた不思議な力が働いている気がしてならない
できないことはやらない。 できることに集中する。 できないことは、笑いに変えてしまえばいい。
苦しそうにやっているヤツには運が来ない。 楽しんでいるヤツには運が来る
思う。「今日が幸せだった」と思える日が続けばいい。ただそれだけを考えて生きている
夢を叶えるために、諦めずに必死で努力する。 夢を叶えたときに「よくがんばったな」と思える人生は楽しいし、価値があると思っている
ただいまKindle Unlimitedでこの本を読むことが出来ます。1時間ほどで読める内容なので、ぜひ読んでみて欲しいです。