アラフィフからのゼロ・リセット

遂に人生折り返しの50歳になりました。これまで以上に楽しい人生を過ごしていきたいなと願いつつ、自分の趣味のことや、思ったこと、経験したことを書いています。

【読書】『アラフィフ婚活』石神賢介

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 たまたま図書館で見つけタイトルが同じアラフィフとして、とても気になったので借りてみました。

内容は、アラフィフであるフリーライターの著者(ちなみに「石神賢介」というのは偽名だそうです)が、実際に婚活を考え結婚相談所に登録。それ以外にもそれ以前に行っていた婚活パーティでの出来事などを含めて、著者自身が結婚相手を見つけるため実際に経験したことを書いた1冊になっています。

さすが長年フリーライターとして活躍されている方(らしい)なので、文章も非常に読みやすく、内容も面白かったのでかなり引き込まれてしまい1日で読み上げてしまいました。

 

ちなみに著者の婚活ですが、結論を書くと色々な人と出会ったが結局この本が書かれた時点(2013年)では、結婚は出来ていないようです。

それはなぜかということが最後に書かれています。

どのツールでも出会いはあった。食事やドライブに出かけた回数は数え切れない。でも、その後の進展は無い。つまり、問題は自分自身の中にあると言うことだ。

その自分自身の問題というのが、以下のいずれかの傾向を持っていることにあると言います(著者はこれらの傾向を持つアラフィフになっても独身でいる者を「あぶれオス」「あぶれメス」と呼んでいます)

 

  1. 理想が高い
  2. 自分の理想ではない相手は検討もしない
  3. 仕事が忙しい
  4. 「結婚しなくてもいいか」と頭のどこかで思っている
  5. プライドが高い
  6. 臆病で交際を断られることが耐えられない
  7. 仕事や趣味の方が恋愛よりも楽しいと感じている
  8. けち
  9. 犬や猫を飼い、溺愛している
  10. 一人暮らしが長く、共同生活ができなくなっている
  11. ザコン
  12. 環境の変化に弱い

 

あとアラフィフになって婚活するとしても、

・結婚相談所

・ネット婚活

・会員制婚活パーティー

などありますが、費用面ではやはり「結婚相談所」が一番高いようです(当たり前ですが)

ただその分、その他に関しては以下のような特徴があるそうです。

  1. 高学歴が多い
  2. 高所得者が多い
  3. ネット婚活や会員制婚活パーティーなど他の婚活ツールとの併用者が少ない
  4. ピアノやバイオリンを趣味にする女性が目立つ
  5. 結婚に対する本気度が高い
  6. プロフィール写真撮影の際、プロのカメラマンやヘアー&メイク・アーティストに依頼しているケースが主流
  7. 会員限定パーティーには女性会員が殺到する
  8. 会員限定パーティーに参加する男性はやや消極的

 

この本を読んで思ったのは、もし今の自分が独身だったら、男性のモテランクではどれくらいの位置にいるのかな? ということ。

自己啓発本などを読んでいて「転職を考えていなくても、今の自分の市場価値がどれくらいなのかを見極めるために転職サイトに登録して確認しろ」というのを読んだことがあるのですが、「自分の男としての価値はどんなものだろうか?」ということを知りたくなりました(笑)

 

最後に結婚相談所ですが、登録の際には以下の書類が必要だそうです。

  1. 本人証明書(パスポート、運転免許書等、写真付きの公的身分証明書)
  2. 住民票
  3. 卒業証明書
  4. 独身証明書
  5. 収入証明書(源泉徴収票、確定申告書等収入を証明できる書類)

4番の「独身証明書」なんて存在自身が驚き!

市役所で言えば発行してくれるそうです😅

 

アラフィフ婚活

アラフィフ婚活

  • 作者:石神賢介
  • 発売日: 2013/04/02
  • メディア: 単行本