【読書】『手帳で夢をかなえる全技術』高田晃
自分の大好きな手帳術の本なので没頭して読んでしまい1時間弱で読了。
著者の高田さんも、この本の中で書かれていますが部類の手帳術好き人間。
そのきっかけとなった本が熊谷正寿さんの『一冊の手帳で夢は必ずかなう』ということで、自分も同じなのでかなり共感を持って読んでしまいました。
しかも読んでいると、行動に落とし込む方法として参考にしたのが大坪勇二さんの『手取り1,655円が1,850万円になった営業マンが明かす月収1万倍仕事術』だと言うことが書かれており、思わずにんまり。
だって自分もその本に感銘を受けた一人。
さて本の中身ですが、書かれている内容は当然ながら過去にあった手帳術の本の焼き直しに近い感じです。
でもそれは仕方がない話です。
成功の道の王道って『7つの習慣』で完成されてしまっているので、それ以降に出された成功本って、結局は『7つの習慣』に少し毛が生えたようにしかなりません。
それと同じで手帳術も結局王道は一つなので、あとはそれにどう付加価値をつけて読書に紹介するかだけになってきます。
ただ個人的に思うのは、
読んでいる手帳術の本は(この本もそうですが)必ずアナログのバインダー手帳を使えと言います。
これから手帳術の本を書くとしたら、iPadとApple Pencil、そしてノートアプリを使った書き方のやり方の方が新鮮で面白いかもしれません。(その前にそれがアナログの手帳と同じように効果がきちんとあるのかの確認、実証が必要ですが)
話がそれてしまいまいしたが、この本の中から自分が学ぶことは以下の3点でした。
■ルーティーンチェック表をつくる
習慣化したい行動をルーティンタスクとして記載し、できたかできなかったかを1日ごとに◯とXでチェックするだけです。(中略)この方法は、アメリカの政治家ベンジャミン・フランクリンの「13の徳目」にまつわる話も参考にしています。人間として、道徳的に完璧な域に達しようと考えたフランクリンは、これから身に付けるべき徳目を13個にまとめました。そしてそれらの徳目一つ一つを習慣として身に付けるために、やはり1週間単位のチェック表を作成し、それで自身を管理していたのです。
自分も普段やっていることをしっかりと見える化するには、ルーティンチェック表を作ったほうがいいかなと思いました。
あとベンジャミン・フランクリンの13の徳目。
昔フランクリン自伝を読んだことがありましたが、すっかり忘れていたのでここでもう一度おさらいとして書いておこうと思います
フランクリンの「13の徳目」
節制 沈黙 規律 決断 節約 勤勉 誠実 正義 中庸 清潔- 冷静
純潔 謙譲
■読書リフィルをつくる
その本一冊から得られた学びや気づきの中から、「自分が行動に移すと決めたことを3つだけ書き記す」。(中略)読んだ本の内容をまとめようとしないことにあります。その理由は次の2点です。①本の内容をきれいにまとめても、行動に移さない限りは意味がない②まとめる行為に手間ひまを要すると、結局続かなくなるこのような理由から、「行動に結びつけること」の1点にフォーカスし、その1冊の中から3つだけ拾い上げると言う方法をとっています。
自分も昔は読んだ本の内容をまとめていたのですが、やはり続きませんでした。そのためこの章を読んだ時はやはりそうかと言う思いとともに、自分もまとめるのではなく、行動に移すことのみを3点
拾い上げようと。
で、早速それをこのブログから実行中です(笑)
■アイデアノートをつくる
私が普段持ち歩いているシステム手帳のメモページは、仕事中のメモや思いついたことを書き留めている付箋などが雑多に挟み込まれています。それを、このノートに清書していくのです。毎朝30分ほどを使って、それらのアイディアノートに清書することを日課としているのですが、ストックされたメモの取捨選択・整理整頓を行う清書作業の中で、不思議なことに次々と新しいアイディアが生まれてくるのです。
自分の場合ふと思いついたメモはiPhoneに入れてあるアプリEvernoteに音声入力を使ってメモしています。ただ自分の場合それを振り返ることがないのが問題だと改めて気づかされました。書かれているように決められた時間に清書する作業を今後加えていこうと思います。