『読書を仕事につなげる技術』山口周
2020年に入って1冊目の本が、Kindle ultimateに今月から入った山口周さんの『読書を仕事につなげる技術』でした。
なぜこの本を選んだかと言うと、素朴に自分が読書術に関する本が好きだから。という理由で、今までの読んできた読書術の内容とちょっと違った内容があれば学んでおこうかなと言う気持ちで読んでみました。
まずこの本のタイトルでも「仕事につなげるため」の読書として、以下の6つを大原則として取り上げられています。
原則1:成果を出すには「2種類の読書」が必要
原則2:本は「2割だけ」読めばいい
原則3:読書は「株式投資」と考える
原則4:「忘れる」ことを前提に読む
原則5:5冊読むより「1冊を5回」読む
原則6:読書の「アイドルタイム」を極小化せよ
補足すると
原則1は
①ビジネスパーソンとしての基礎体力をつけるためにビジネス書の名著
②ビジネスパーソンとして個性を形成するための教養に関する本
の2種類を読みなさいと説きます。
ビジネス書の名著については割愛しますが、教養に関する本としては、哲学、歴史、心理学、医学・生物学・脳科学、工学、文化人類学などの本を読みましょうと語っています。
次の原則2ですが、これはパレート法則で効果の80%は全体の20%によって生み出されると言う経験則に基づいてになります。
飛ばして原則6は、具体的には本は10冊以上を同時進行で読みましょうと言っています。なぜかと言うと時間に状況によってはあまり読むに気が進まない内容の本もあると思います。そんな時でも同時並行でいくつかの本を読んでおけば、その本は嫌でも他の本は読んでみようと言う気持ちになるかもしれません。そうやって常に読書できる環境を作るためにも「本を出来るだけたくさん同時進行で読む」ようにしようと著者は言います。
最後に個人的に関心があったのがこの本推奨している「3回読み」読書術です。
□1回目
本の中で気になった部分に線を引く
(注)冒頭から末尾までしっかりと線を引く。単語単位だと後で判りにくい
□2回目
線を引いた中から5つ選ぶ
優先順位付けにより選抜します。多くても9つまで
□3回目
転記する
具体的には
①面白かった箇所
②ビジネスや日生活に対する示唆
③具体的なアクションの仮説
も一緒に書いておきます。
と言った内容です。
以上が自分がこの本を読んで気になった部分になります。
個人的にはこの本を読んで、またブログに書評を書いて行こうと思えるようになりました。読みっぱなしではいけない。読んだところを何か残して行かなくては。
2020年に自分の課題です☺️