『50歳からのゼロ・リセット』本田直之
昔、本田直之の本を色々読んで勉強させてもらったこと。そして自分も最近48歳になりアラフィフとなったこともあり、タイトルと著者にひかれ読んでみました。
表紙をめくるとカバーの裏に以下のように書かれています
人生は壮大な実験。
大切なのは、
変化を受け入れること。
そして、試してみること。
ベストセラーとなった『ライフシフト』によると、今の人は100歳まで生きるそうです。つまり50歳でやっと人生の半分という事になります。
その折り返し地点でもう一度自分を振り返ってみて、新たな気持ちで人生を過ごしてみませんか? というのがこの本の趣旨になっています。
そのためには以下のような気持ちが必要だと説きます。
変化の兆しに気づいたのなら、今の内から試して、慣れておくこと
教えるのではなく、教わる。語るのではなく、聞く。あなたが若い人と付き合う時も、聞き手にまわること。そして、提供できるバリューはどんどん与えていくこと
好奇心を失うのは、資産を失うよりも恐ろしいこと
改めて自分に「この先、どういう生き方をしたいの?」と問いかけてみてください
これまでの経験にあぐらをかかず、この先の仕事の変化を見据えて、ゼロベースで自分のやり方を見直すこと
50代が幸せになるためのお金の使い方
- ものではなく経験にお金を使うこと
- 自分が本当にやりたいことにお金を使い、生活の質を高めること
- ステレオタイプの価値観、周囲の目に振り回されないこと
- お金についてしっかり学ぶこと
50代に入る前に体のためにならないことをやめましょう
以上が心構えになるのですが、他にもこの本の中では「複業」という言葉が何回か出てきます。
「副業」の方が一般的には見慣れていますが、これはメインの仕事に対してサブ的な意味合いがあります。それに対して「複業」はどれか1つを主業と決めずに複数の仕事を掛け持ちすることです。
例えると、「副業」がアフターファイブや週末の時給のアルバイトなどに対して、「複業」は知識経験をブログやSNSなどを通じて発信する、本業の休日にボランティアに近い形でコンサルティング、講師をやってみると言った事です。
なおその時に大切なのは自分を商品として客観的にとらえること。
「ターゲットになる読者はどんな人たちか?」
「読者が求めているものは何か?」
「自分が読者に提供できる知識、役立てる事は何か?」
を意識しましょうと書かれています。
これは常に自分も意識してブログを更新して行きたく思います。