作業着としてのスーツ選び 『ユニクロ&ツープライススーツの上手な使い方』森井良行
この3ヶ月ほどで体重が5kg近く下がったことでスーツのズボンの腹回りが合わなくなってきたので、新しいスーツを買うことを考えています。
ただ自分の場合、営業職ではあるものの何かあるとその場で地べたに座って作業をしたり、はてまた見積もりのための下見として、天井の点検口から天井裏をのぞいたりと、結構スーツが汚れる事がしょっちゅうあります。
そのため次に買うなら作業として済むような安いスーツでいいかなと思っていた時に、図書館で見つけたのがこの本でした。
ちなみにタイトルにある「ツープライススーツ」って言葉は全く知らなかったのですが、
低価格で売っている、ぴたっとしたシルエット重視のスーツで、発表当初、価格帯が19,800円と29,600円と言う2タイプで統一されていたことから、こう呼ばれているそうです。
お店で言うとTHE SUIT COMPANYやSUIT SELECT、P S.FA、ONLYなどが相当します。
では早速この本の内容を書いてみたく思います
腹のレシピである「着合わせ」を覚えれば、誰でも簡単に好印象を再現できるのです
だからスーツに高いお金をかけなくても、「着合わせ」を理解していれば好印象に見せることができます 。
でも、自分の場合服のセンス無いしなぁという男性は多いはず。自分もそうなのですが、そんな場合はとにかく清潔感を出せと言います。そのためには以下の10のチェックポイントを行う事が必要だと言います。
- 家に姿見(全身を見る鏡)がある
- シャツのシワ対策は万全と言える
- 肌着はクールネックではなくVネックを選ぶ
- ソックスは靴・パンツ、どちらかに色を合わせている
- 靴とベルトの色を揃えている
- シャツ袖は1〜1.5センチ程度ジャケットからのぞいている
- スラックスの膝裏がテカっていない
- ネクタイの剣先は直立の時、ベルト位置におさまる
- パンツ丈は短め。ただし、立っている時ソックスが見えない程度
- シャツの襟裏が黄ばんでいない
では次にスーツを買いに行く前に理解しておきたいのが、
- サイズ表記
- 生地の違い
です。
サイズに関してはご存知だと思うので割愛しますが、生地についてよく聞く「ウール100%」か「ウール混紡」。ただ「ウール混紡」といっても「シルク混紡」「モヘア混紡」「カシミア混紡」「ナイロン混紡」「ポリエステル混紡」などがあります。
良いのは高級感は天然繊維の光沢に宿りますので、ウール100%。しかも糸が細いほど光の反射粒が細かくなり上品な光沢が生まれますので、良いです。
として次に実際の寸法合わせですが、理想とされるサイズ感は以下となります
ここは自分でスーツを試着する時にチェックしておきたいポイントです。
以上がスーツでの基本ですが、この本ではこの後も季節ごとのスーツの選び方や、ユニクロを使ったジャケパン、クールビズについてなどの紹介がされていますので、気になった方はぜひ読んでみてください。