【映画】『ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス』が個人的にイマイチだった理由
スターウォーズの日である5月4日に公開された『ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス』を早速観て来ました。
観に行った映画館はTOHOシネマ西宮。
なぜここかというと、ここではIMAX 3Dでこの映画が観られるからです。
久しぶりの3D映画ということもあり楽しみにしていたのですが、観た感想としては「イマイチ」でした。
今回はその理由を3つ書いてみたいと思います。
まず1つ目は単純に映画そのものへの自分の期待値が高かったこと。
1月に『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』を観たのですが、これがとても良くできた映画でした。何が一番うまいかといえば、この映画にて「マルチバース」という言葉が自分の中では初めて出てくるのですが、この言葉がうまく話の辻褄を合わせているんです。もうレンタルにもなっているくらいの映画なので、話すと、この映画では、過去のスパイダーマンシリーズの主人公がみんな出てきます。本来ならそんなスパイダーマン映画に、過去のトビーマグワイヤ主演のスパイダーマンとか、「アメージングスパイダーマン」なんか出てくるのはおかしい! となるのですが、それをうまく結びつけているのが、この「マルチバース(禁断の世界)」という言葉。
その映画にドクター・ストレンジも出ていたので、この映画はその続きとして非常に楽しみにしていました。
2つ目がサム・ライミ監督の世界が強すぎたということ
この映画の監督であるサム・ライミと言えば、「スパイダーマン」シリーズという印象があるかもしれませんが、元々は『死霊のはらわた』などのカルト映画の監督なんです。
だからこの映画でもカルト的要素がたっぷり出てくるのですが、それがマーベル作品(世界)として観てきた自分には少しテイストが合わなかったかなと。
(一緒に観に行った息子は、それが面白かったと自分とは全く逆の意見でしたW)
3つ目がストーリー
この映画では悪役となる人物ですが、本当はいい人なんです。
ただその人が悪役になってしまった理由が、自分からしたらそれだけの理由で人をどんどん殺していくの?? と少しインパクトに欠けました。
またこの映画でもスパイダーマンに引き続き「マルチバース」がキーとなりますが、それをうまく活かせていないということ。
「マルチバース」により現実としては違った世界を見せてくれるのですが、映像としては素晴らしいのですが、ストーリーとしてはそれである意味が全く理解できませんでした。
以上、全くと言っていいほど個人的な理由を挙げさせてもらいました(笑)
あともう少し書くと、
・登場人物に知らない人がいく人か出ていた
・せっかく出てきたマーベル映画の「あの人」。ただ思ったよりあっけなかった。
というのも、少ししらけさせた理由ですね。
以上、不満ばかり書いてしまいましたが、全くくだらない・・・という映画ではないので、マーベル好きはひとまず観てみて下さい。
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