アラフィフからのゼロ・リセット

遂に人生折り返しの50歳になりました。これまで以上に楽しい人生を過ごしていきたいなと願いつつ、自分の趣味のことや、思ったこと、経験したことを書いています。

【映画】『ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス』が個人的にイマイチだった理由

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スターウォーズの日である5月4日に公開された『ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス』を早速観て来ました。

 

観に行った映画館はTOHOシネマ西宮。

なぜここかというと、ここではIMAX 3Dでこの映画が観られるからです。

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久しぶりの3D映画ということもあり楽しみにしていたのですが、観た感想としては「イマイチ」でした。

 

今回はその理由を3つ書いてみたいと思います。

 

まず1つ目は単純に映画そのものへの自分の期待値が高かったこと。

1月に『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』を観たのですが、これがとても良くできた映画でした。何が一番うまいかといえば、この映画にて「マルチバース」という言葉が自分の中では初めて出てくるのですが、この言葉がうまく話の辻褄を合わせているんです。もうレンタルにもなっているくらいの映画なので、話すと、この映画では、過去のスパイダーマンシリーズの主人公がみんな出てきます。本来ならそんなスパイダーマン映画に、過去のトビーマグワイヤ主演のスパイダーマンとか、「アメージングスパイダーマン」なんか出てくるのはおかしい! となるのですが、それをうまく結びつけているのが、この「マルチバース(禁断の世界)」という言葉。

その映画にドクター・ストレンジも出ていたので、この映画はその続きとして非常に楽しみにしていました。

 

2つ目がサム・ライミ監督の世界が強すぎたということ

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この映画の監督であるサム・ライミと言えば、「スパイダーマン」シリーズという印象があるかもしれませんが、元々は『死霊のはらわた』などのカルト映画の監督なんです。

だからこの映画でもカルト的要素がたっぷり出てくるのですが、それがマーベル作品(世界)として観てきた自分には少しテイストが合わなかったかなと。

(一緒に観に行った息子は、それが面白かったと自分とは全く逆の意見でしたW)

 

3つ目がストーリー

この映画では悪役となる人物ですが、本当はいい人なんです。

ただその人が悪役になってしまった理由が、自分からしたらそれだけの理由で人をどんどん殺していくの?? と少しインパクトに欠けました。

またこの映画でもスパイダーマンに引き続き「マルチバース」がキーとなりますが、それをうまく活かせていないということ。

マルチバース」により現実としては違った世界を見せてくれるのですが、映像としては素晴らしいのですが、ストーリーとしてはそれである意味が全く理解できませんでした。

 

以上、全くと言っていいほど個人的な理由を挙げさせてもらいました(笑)

 

あともう少し書くと、

・登場人物に知らない人がいく人か出ていた

・せっかく出てきたマーベル映画の「あの人」。ただ思ったよりあっけなかった。

というのも、少ししらけさせた理由ですね。

 

以上、不満ばかり書いてしまいましたが、全くくだらない・・・という映画ではないので、マーベル好きはひとまず観てみて下さい。

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス|映画|マーベル公式