アラフィフからのゼロ・リセット

遂に人生折り返しの50歳になりました。これまで以上に楽しい人生を過ごしていきたいなと願いつつ、自分の趣味のことや、思ったこと、経験したことを書いています。

【読書】『恐い間取り』松原タニシ

事故物件怪談 恐い間取り

 

WOWOWでやっていた亀梨和也主演の映画『事故物件』の原作本。

事故物件 恐い間取り[DVD]

録画していたこの映画を朝に観て、その日の午後に図書館に行ったら、返却本のコーナーにこの本があり思わず手に取ってしまった。

まさに何かに取り憑かれているのではないかと思わずにはいられない1冊(笑)

 

ちなみに映画の内容は、売れない芸人が『事故物件』と言う、要は住んでいた人が自殺したとか、殺されたとか、老衰死したとかいう部屋、家に住み、霊や怪奇現象を番組に紹介して少しづつ知名度を上げていく。しかしそう言ったところに住み続けることで霊や悪霊、悪魔(?)に目を付けれてしまい、恐い思いをすると言う内容。

 

で、この本では映画で描かれているのは前半部分だけで、あとは心霊スポットの紹介などになっている。

 

この松原タニシさんという芸人は関西在住ということもあり、その心霊スポットはまさに自分が聞いたことがある場所であったり、その心霊スポットとなった原因となる事故も覚えている場所が出てきたりで、結構背筋がゾクゾクしながら読んだ。

しかも怪談は苦手なので、人混みの多い通勤電車の中でしか読まなかったけど、それでも怖かった。

 

その中でも特に印象に残っているのが「JR神戸線の都市伝説」

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この辺りは海沿いに鉄道や道路が走っており、とても雰囲気の良い場所。

特に舞子には海のそばにスターバックスがあり、そこからは明石大橋を眺めることができ、一番お気に入りの場所なんだけど、この都市伝説曰く

駅名の頭文字を順番に書くと、

「あ・あ・ま・た・し・す」

(あぁ、また死す)

になるという。

もともとこの辺は古墳時代で、それを掘り起こし、取り壊して住宅地や線路にしていることや、垂水から須磨までは源平合戦の舞台で多くの人々が命を落とした場所と言うのもその理由かもしれない。

 

この本を読んで気に入っていたスポットが一挙に興醒めなスポットになってしまった😭