【読書】『小さいノート活用術』高橋拓也
ノート術に関する本は何十冊と読んできたのでもう学ぶ点は無いのですが、それでも読みたくなってしまうノート術本。
この本では「小さいノート」、つまりポケットに入るサイズ(著者が愛用しているサイズは約14X9cm、60ページ程度の薄いノート)のノートの活用方法を紹介しています。
最初は「小さいノート」のメリットについて書かれています
・ スマホよりはるかに軽い1冊は気軽に毎日持ち運べる
・ 小さいノートなら、思い立ったらすぐに開いて、勢いに任せてペンで、その瞬間、頭に浮かんだことを綴ることができます。
・ 書くスペースが少ないので、すぐに埋まり、達成感が得られます。
・ スペースに限りがあるので、メモの内容が端的になり、内容を自然とブラッシュアップする
・ 余白が小さいから「もったいない」と言う罪悪感もわきません
などなど。
今は大きめのノートで色々思ったことを書く方が、サイズに囚われず色々な考えがたくさん書き込めて良いなどの考えもありますが、ノート術、手帳術の最初はスーツに入るサイズの手帳からだったと思います。
今でこそスマホがあるので、簡単にスケジュール確認やメモなど簡単にできるようになりましたが、昔は電車に乗っているサラリーマンが胸ポケットから小さな手帳を取り出し、スケジュールを確認したり、鉛筆やシャーペンでちょっとしたメモをしていた事を覚えています。
(今でもオジサン世代ではたまに見かけますよね)
そして次がその「小さいノート」をどう使うか
・ 全てを1冊で完結させる
・ さっと取り出せる場所にある
・ 中身に何を書くかよりも、気軽に、たくさん開くことが1番大切
・ 頭の中にあることを、どんどん出していく
・ まずはタスク&メモから始めてみる
などなど
本のチャプターが変わり、使用目的別のフォーマットが登場します。
「買うものリスト」や「ひとり会議」、「3行日記」や「食事会ログ」などなど載っていて、見ていても楽しめます笑
そして最後が「小さいノート」の紹介や活用方法、小さいノートにおすすめの「文具」の紹介となっています。
今回は図書館で借りた本なので返却しないといけないですが、手元に置いておいて、たまに眺めてみるのにいいなぁと思える本でした。