【読書】「書くだけで自分が9割変わる」中司 祉岐
先日DaiGoさんのノート術の本を読んで、物を書くことに意識を置くようになりました。
そんな思いもあって、Kindle Unlimitedで見つけたのがこの本でした。
タイトルが示す通り、
書くことがいかに重要か、
そして
どのように書けば良いのか
が書かれています。
今は「書くことが大切さ」は身に染みている自分ですが、きっと忙しくなってきた時や、時間が経つにつれ忘れてくることもあるかと思います。
そんな時に、もう一度「きちんと書こう」と思えるように、この本の中で気になった箇所をピックアップしてみました。
書くことの効用は、「夢や目標が見つかる」、「現状を把握できる」、「解決策を導ける」、「行動に移せる」です。
だから、自分の中でそれを見失った時は、とにかく「思ったことをノートに書け!!」と心掛けたい。
まず書くことによって問題が脳に深く刻まれるからこそ、脳は勝手に「残業」をしてくれます。
書けば勝手に処理してくれるんだから、こんな便利なことはないと思おう。
毎日、紙に書き出して問題を具体的に見つけることで、自分はもっと成長できると考える。これが、うまくいく人の思考法なのです
成功する人の思考法!!
では実際の書き方は以下の通り
まずは、今日あったことを箇条書きでかたっぱしから振り返りシートに書き出す。
ポイントは
唯一、意識してほしいのは、「5W1H」をなるべく明確にして書くこと
一日の行動をリストアップしたら、いよいよ問題点を明確にします。 書き出した行動を一つずつ、「○、 △、 ×」の三段階で評価してください。○印は「今日うまくいったこと」、 × 印は「今日うまくいかなかったこと」、 △ 印は「どちらともいえないこと」です
一日の行動を書き出して振り返るのは、仕事が終わって自分の時間に切り替わるタイミングでやるといいでしょう
以上が書き方でした。
最後にこの本の中で気に入った言葉が以下の2つ
考える」は積極的に自ら関わって思考することを指します。一方、「思う」は受け身の姿勢で、自然に考えが浮かんでくるときに使うことが多い。 どちらも頭を使って思考するという点では同じですが、問題にコミットする姿勢がまったく違う
まず意識を変え、意識の変化が行動を変え、行動の変化が現実の世界を変えるわけです
なおこの中司さんは、日報を書くことを勧めている方で、仕事のやり方を見直したい場合などに読んでみるのも結構良いです。