【読書】『「一生サビない脳」をつくる生活習慣35』斎藤孝
今年60歳を迎えられた斎藤孝先生が、日々の経験を中心に、「脳や体がサビていない自分」をどのように作り上げればいいのか、そしてそのために必要な習慣術=脳活とは何なのかというのを解説した1冊です。
こういったことは別に60歳になってからやるのではなく早いうちからやっておいた方が良いと思い、アラフィフの自分も今からやっておくことは何か? と考えながら読んでいました。
が、読んでいるとこの本に書かれていること自分はもうすでにやっているいるやん!! ということがチョコチョコあり😁
今の自分の生活が間違っていないことを確認できのは個人的にはうれしかったです。
その自分もすでにやっていることで、サビない脳を作る習慣のいくつかを紹介します。
挫折せずに体を動かし続けるためには、(中略)自分が若い頃に習得した「動き」や「テンポ」に似ていることに再びチャレンジしてみることです。
体を動かすことは良いことですが、突然全く今までやったことのないことをやり始めてもうまく行きません。学生時代や若い頃にやっていたスポーツをやってみることを推奨されています。自分の場合学生時代にラグビーをやっていたのですが、それを3年前から20年ぶりにやり始めてます。おかげで体が引き締まり、30代の頃の自分より引き締まり体力的にも自信の持てる体になりました。
録画した番組のほとんど倍速で見るようにしています。(中略)集中力や頭の回転スピードアップの訓練になるわけです。
自分の場合、映画が好きでWOWOWで常に好きな映画をチェックして撮りためています。それをいつも1.5倍速で見ています。これは上記なことを意識しているのではなく、単に多くの映画をみる時間がないため、仕方なしに倍速で観ているのですが、意外と効果があるようです(笑)
手帳を使って1日を振り返ると言うアクションが大事。今日1日何をしたかを整理する事は、脳への刺激にもなる
日記ですね。もう10年近く書いており、それにより1日が整理できて・・・いないかも。
自分の場合単にあったことをつらつら書いているだけなので、もう少し工夫をした方が良いのかもしれません。
その他気になった点、今後も意識しておこうと思えたのは以下のことでした。
限られた時間をいかに濃密に過ごすかで、自分自身の人生を豊かさは変わってくる
はっきり言って60歳を超えたら学歴など必要ありません。それよりも大切なのは「信用歴」なのです
必要なのは、まずは謙虚になること。
自画自賛力(自分の心の内で、自分自身に「いいね!」をこっそりつけるような感覚)を上げていくと、自分のモチベーションも自然とアップします
歳をとると、豊富な社会経験がかえって邪魔をして、「自分は大丈夫」と余計に思いがちです。ある程度、自分にとって無視をしたい情報でも、そこは違和感と事前ルールを信じて一旦立ち止まってみてください。
ニュースを右から左に流すのではなく、スピーチやプレゼンなど今後自分がやりそうなことを意識しながら、情報収集をすれば自然と頭に残る率も上がる