アラフィフからのゼロ・リセット

遂に人生折り返しの50歳になりました。これまで以上に楽しい人生を過ごしていきたいなと願いつつ、自分の趣味のことや、思ったこと、経験したことを書いています。

【読書】『起業家』藤田晋

起業家 (幻冬舎文庫)

5月末に読み終えたサイバーエージェント社長の藤田晋さんの『渋谷ではたらく社長の告白』の続編。

前作が会社を立ち上げ奮闘する様を描いた内容だったけど、今回はその会社をもっと発展させるべく、メディア事業である「アメーバ」をいかに広げていくかを中心に描かれており、まるでビジネス小説を読んでいるようでした。

 

では一体どうやってアメーバ事業を成功させることができたのか?

 

会社を変えなければなりませんでした 。そして 、自らも変わらなければなりません 。そうでなければ会社は動かないからです 。そう考え 、まずは環境を変えました 。

 

次に 、自分のスケジュ ールをアメ ーバ関連の予定で全て埋め尽くしました 。今までやっていなかった現場との打ち合わせをぎっしり詰めたのです 。それ以外の予定は基本的に一切入れないと決めました 。

 

先頭を行く私が揺るぎないリ ーダ ーシップを発揮しなければならない 、ということ 。そしてブレる姿だけは決して見せてはいけない 

 

何よりも 「素晴らしいプロダクトを生み出していけば何とかなるんだ 」という意思を伝え続ける日々が続きました 。

 

他にも色々な要素はあると思いますが、

 

・環境を変える

・集中する

・信念を貫く

 

に尽きると思います。

 

自分は起業家でもなんでもなくただのサラリーマンですが、自分も今の売り上げをさらに伸ばす上で、もう1つ大きな柱の商品、サービスが必要と考えています。

まだそれが何なのかは決まっておらず見つけ出せてもいませんが、それが決まった時はしっかりと上記の点を頭に入れ、行動していきたいなと思います。

 

 

最後に、この本の中でもう1つ良いなと思ったのが、藤田晋社長が思ったり感じたこと、そして社員に伝えたいと思ったことをアメブロに書いている。ということでした。

それが自分の中の気持ちの整理にもなるし、そしてその思いがきちんと社員や外部に直接伝わることで、また何かしらの広がりがあると思います。

なかなかブログを継続して書けていない自分にとっては、

 

書けないことを悩むのではなく、書きたいと思ったら書けば良い。

 

と思える話でした。