アラフィフからのゼロ・リセット

遂に人生折り返しの50歳になりました。これまで以上に楽しい人生を過ごしていきたいなと願いつつ、自分の趣味のことや、思ったこと、経験したことを書いています。

【読書】『テンセントが起こすインターネット+世界革命』

テンセントが起こす インターネット+世界革命

久しぶりに読書会に参加して来ました。
その課題図書がこの『テンセントが起こすインターネット+世界革命』であり、その訳者の永井先生も参加されていたので、この本のことやその読書会での永井先生の話などをまとめてみたいと思います。
 
まずこの本を自分が読もうと思ったきっかけは「テンセント」と言う中国のIT会社のことについて名前は知っているものの、どういうことを行っている会社なのかは全く知らなかったことが始まりです。
 
ただ書かれている内容はテンセントが何をしている会社であるかと言うことより、インターネットについてのこと。この本の中では「インターネット+」(インターネットプラス)とか、「つながり」と言う言葉がよく出てきて、書いてある内容は論文的な感じです。
なので自分が思っていた内容と少し違うなと思いつつも読んでいくのですが、活字を追えどなかなか頭に入らず(笑)
とにかく中国としてはインターネットの次にあるもの、つまり「つながり」をどううまく活用していくかということをに重点を置いているんだなと言う事だけはこの本を読んでなんとなくわかりました。
 
と言った、467ページもある本にも関わらず、自分が読んで得たことはそんなお粗末な内容。
そしてここからは読書会での永井先生の話です。
 
ますこの本は中国では2015年に発行されたそうです。
なのでまだテンセントも今のような勢いがある手前だったらしくて、まさにこの本に書かれている内容を実践した結果が今のような時価総額738億ドルもあるような企業に成長したそうです。
言うなればこの本は「これからこう言うことをおこなって行くよ」と言う宣言、方針を示した内容だったと言うことになります。
 
そしてこの本の中の何回も出て行くる「インターネット+」時代の特徴としては、
  1. 国境を越えた融合
  2. イノベーションによる推進
  3. 構造の再構築
  4. 「人性」の尊重 (人間性、人間工学、行動心理学と言ったもの)
  5. エコシステムの解放
  6. 全てをつなげる
ということが挙げられるそうです。
 
 
で、そのテンセントが何をしたかと言うと、
「インターネット+」(インターネットプラス)
つまりインターネットを他の産業と結びつけることを行ったそうです。
一番分かりやすいのが
「インターネット+金融」
テンセントはWeChat payと言うQRコード決済サービスを行っており、これが中国ではトップを走っているそうです。
他にも
「インターネット+文化創作 = 凡エンターテイメントコンテンツヘの集中」
なども行ったりしています。
 
その他ではゲームであったり、WeChatというインターネットメッセージサービスなど、日本で言えばLINEに近い存在のようです。
 
後はテンセントCEOの馬化騰(ポニー・マー)について少し紹介がありました。
1971年 海南島で誕生
1984年 中2の時に深圳へ転居
    この時出会った仲間とテンセントを設立しています
1989年 深圳大学コンピューター学科に入学
    ★4年生の時に、株式相場分析システムを考案
1993年 深圳潤迅通信集団有限公司に就職
1998年 中学時代の同級生らとともにテンセント設立
 
あと中国では「BAT」。つまり
B Baidu 百度
A Alibaba
T Tencent
が3代IT企業として躍進しているそうです
 
 
以上が読書会で今回学んだことでした。
他にも色々意見を出し合ったりしたのですが、そこは今回は触れません。