アラフィフからのゼロ・リセット

遂に人生折り返しの50歳になりました。これまで以上に楽しい人生を過ごしていきたいなと願いつつ、自分の趣味のことや、思ったこと、経験したことを書いています。

『雑記』変化を楽しむことが成果につながる

先日TV東京系の番組「カンブリア宮殿」を観ていたのですが、その時のゲストのマザーハウスの山口絵里子さんの言われた言葉「変化を楽しむことが成果につながる」がとても印象に残りました。

 

コロナの影響で世の中が変わりつつあります。

自分の仕事に関して言えば、普段は大学の講義室へのAV機器の提案、導入をしています。

今までなら、プロジェクターやワイヤレスマイクが古くなって来ているのでそろそろ交換時期ですねとか、HDMIの入力端子がないので対応できるようAV機器を更新しましょう。と言った提案を毎年同じようにして来ました。

 

しかし今年はコロナの影響で大学の授業はほとんどがオンライン。つまり先生が自分の部屋でパソコンに向かって生徒とZOOMやWebEXと言ったWEB会議システムを使って授業をしているので、講義室はほとんど閉まったままでした。

そしてようやく9月ごろから授業も再開されて来たのですが、今までにはない提案を求められています。それが、普通の授業をしたままかつ家にいる生徒にも授業しているところを送りたいと言うこと。つまりオンライン授業ですね。

 

このような要望は今までない話でしたので、本当に今年は苦労しました。

いやいや、講義の内容をカメラで撮って先生のパソコンに入っているWEB会議システムで送るだけでしょう。と思うかもしれませんが、音はどうするのか? 先生は常にパソコンの前にいる訳ではなく板書したりします。そのための講義室にあるワイヤレスマイクの音をパソコンに放り込む必要がありますが、今のノートパソコンに付いているのはヘッドセットをつなげる端子、つまりマイクとスピーカー(音の出と入り)が一緒の端子しかありません。そのため音を入れるだけの機器を探す必要がありました。

またその授業風景を撮るカメラはUSB接続できるものにするか、それともHDMI接続のものにするのか? 

 

また音を入れるだけなら良いのですが、家にいる生徒の質問を、講義している部屋にいる生徒にも聞かせたいとなると、今度はPCの音を教室のスピーカーに送る必要があります。

ただこの時に注意しないといけないのは、そのスピーカーから出る音がワイヤレスマイクに入ってしまうと、音が回ってしまいエコーがかかってしまいます。

それを回避するためにはどういった機械を入れなくてはいけないのかなどなど。

しかも大学側は当然予算という壁がありますので、なんでもかんでも高い機器を入れられる訳ではありません。

 

ということで本当に新しいことを行い、毎日が試行錯誤の日々ですが、自分にとってはそれがとても楽しいです。

なんせ日々新しい課題や、製品など出てきて考えることばかりなので、飽きないんですね。

だから自分は変化を楽しめている人間だなぁとつくづく思います。

 

周りの人を見ていると、そういう状況に対して「わからない」で済まし、新しいことに取り組んでいない人もいます。

では、その人と自分とで営業成績はどうかと言えば自分の方が断然上です。

 

「変化を楽しむことが成果につながる」

本当にその通りだし、その心はいくら歳を取って忘れてはいけないと思います。