アラフィフからのゼロ・リセット

遂に人生折り返しの50歳になりました。これまで以上に楽しい人生を過ごしていきたいなと願いつつ、自分の趣味のことや、思ったこと、経験したことを書いています。

【雑記】忙しい時だから自分の行動を振り返ってみる

社内に「忙しい、忙しい」と言いつつも、営業数字の上がらない人がいます。
彼の行動をみていると、別にサボっている訳ではなく、確かにお客様からの引き合いもあり、忙しいんだろうなと思っていました。
しかしよくよく彼と一緒に仕事をしてみると、彼がなぜ忙しいのに営業数字が上がらないかが、何となく見えてきました。
 
その主な理由は3つ
・効率が悪い
・何でもかんでも人任せ
・判断力が鈍い
 
順番に説明していきます
 
【効率が悪い】
彼と一緒にパソコンに向かって見積もりの作成を行っていたのですが、パソコンスキルが無いことが効率の悪さを産んでいました。
まずキータッチは人差し指だけを使ってのタッチなので文章を打つのも遅い。
しかもショートカットキーを使わず、ほとんどがマウス操作。
例えば代表的なものでコピー&ペーストを行うときは「Ctl」+「C」。そして「Ctl」+「V」キーを押せば完了なのに、マウスで右クリックして「コピー」を選択。そしてまたマウスで右クリックして「ペースト」を選択と言った状況。
これだけで数秒のロス。こんなことが積み重なるとそれだけのかなりの時間ロス。
ズルズル今までと同じことをするのではなく、どうやったらもっと早くキーを打てるのか? どうやったら早く処理できるのかなどをしっかり考え対策を打つことが大切です。
 
『7つの習慣』でも、切れないノコギリを使い続けるのではなく、まずはノコギリの刃を研いでから使う。ということが書かれていましたが、それと同じですね。
 
 
【何でもかんでも人任せ】
見積もりを作成しなくてはいけないのですが、ある程度経験を積むと、自分なりにこの職人さんなら大体これくらいの金額でやってくれるなというのが判ってきます。そうすれば毎回現場に職人さんと同行して下見をしなくても、自分で現場をみて、自分で見積もりを作るので短時間でお客様に見積書が提出できます。
しかし人任せの人は、それをせず毎回職人さんを現場に連れていき、そして職人さんから出てくる見積もりを待ってからお客様に出す見積もりを作成します。
 
つまり
 
<自分一人の場合>
①自分一人で下見
②自分で見積もり作成
③お客様に見積書提出
と3工程
 
<職人さんから見積もりを待って見積もり提出の場合>
①職人さんとスケジュールを調整
②職人さんと一緒に現場下見
③職人さんが見積書作成
④職人さんから出てきた見積もりを元にお客様に出す見積書作成
⑤お客様に見積書提出
と5工程
 
なので時間はかかるし、手間も余計にかかります。
 
当然最初は何もわからないので、職人さんに見積書を出してもらう必要はありますが、ある程度経験を積めば、自分で考えてやってしまうことが必要です。
 
 
【判断力が鈍い】
「この案件に関してどうしましょうか」という相談がありました。そこでこの場合ならこういう方法で済ませてしまえば良いのではとアドバイスしたのですが、どうも彼的には納得行かなかったようで、数日後同じ質問を別の同僚にしていました。
それって最初に質問された人には失礼な話ですし、また数日経って同じ質問をするということは、その間この案件については止まっていたことになります。
最初にアドバイスを受けた段階で、「そこはこう思うのですが」とか、「そこがよく判りません」ということをしっかりと伝え、話しておけばすでにその案件の対応は済ませられていたはずです。
中には考えて考えてしても結論のでないこともあります。その場合はどちらの結論が出るにしても仕方がないと割り切り、さっさと判断することが大切です。
それでどうしようかズルズルひきづってしまうと、お客様からするとなかなか回答がこない出来ない人とも見られかねません。
 
以上、昨日彼と一緒に仕事をして思ったので、書いてみました。
 
今は自分も仕事がかなり降ってきており忙しい状態です。
だからこそ、もっと簡単に出来ないか?
もっと効率よく出来ないか?
ということを考えながら仕事をしています。
 
そうすれば自分の仕事を受けるパイが広がり、さらに仕事を受けることが出来、それだけ稼ぐこともできるようになります。
 
日々自分を振り返ることはとても大切ですね。