【読書】『超戦略ノート術』メンタリストDaiGo
最近、生活困窮者に対しての発言で炎上しているメンタリストDai Goさんのノート術本です。
帯には「計画達成」「収入アップ」と書かれているので、その点を確認したく購入したのですが、残念ながら「勉強のためのノート術」という要素が強く、今の自分が必要としている事とは内容が異なっておりました。
ただせっかく(久しぶりに)買った本だし、ここは何としても元を取らないとと思って、この本の中で気になった点をは2つ
①正しいノートを書くための基本的なルール
②WOOPノート
では①から
正しいノートを書くための基本的なルール
<ルール1>ノートは苦労してまとめる
<ルール2>デジタルツールより手書きを重視する
<ルール3>ノートは書けば書くほど良い
<ルール4>ビジュアルを駆使する
<ルール5>ノートに見ながら自分に質問する
<ルール6>ノートはどんどん追加修正する
まずはこれはノートを書くうえで何しても大切なこと。
勉強のためであれ仕事であれ、趣味であれこの基本ルールだけはしっかりと覚えておきたいと思います。
ただ気になるのがルール2の「手書きを重視する」という点。
前にも書きましたがiPadとApple Pencilの組み合わせはとても良く、デジタルツールでも手書きは可能なのですが、それではダメなのか?
この本の中でもあくまでパソコンのキーボードを使って入力というニュアンスでしか書かれていません。しかし読書に関しては「 デジタルのテキストと印刷されたテキストを比べた場合、デジタルの方が文章の理解力は低い。これは多くの先行研究とも一致するところだ」「 デジタルデバイスの使用量が多い人ほど集中力が低い」と言った記述があることから、やはり紙のノートに書く方がいいんでしょうね。
毎日書いている日記や、想いを綴ったモレスキンノートを来年は辞めてiPad Proで行こうかと思っていましたが、やはり紙のノートは趣もあるので来年もモレスキンノートで継続しようと思いました。
基本ルールのあとは帯にも記載されている
「オリガミノート」
「チャンク化ノート」
「WOOPノート」
「後方プランニングノート」
の説明と書き方が紹介されていますが、
その中で自分が一番使うかもしれない次。
②WOOPノートについて
このノートは目標達成に向けたノート術となります。
「WOOP」とは
Wish(願望)
outcome(成果)
obstacles(障害)
Plan(計画)
の頭文字をとっており、
① 勉強のモチベーションがアップする
② 時間の見積もり目標設定がうまくなる
③ 成績が上がり、出席率や授業中の行動も改善される
④ セルフコントロール能力が上がり、宿題をこなす確率が上がる
⑤ 勉強に取り組む時間が増える
といったメリットがあるそうです。
具体的な書き方としてはまず
「 自分が達成したい事は何か」
「 その目標を達成して得られる最高の結果は何」
「 ゴールを目指す際に障害になりそうな出来事は何」
「 その障害を克服するために何ができる?」
を書きます
そして次に想定される障害の対策法を書き、 その中で最も重要だと思うものを選びます。
出来上がったらそれを今度は行動に移すためにチャートに入力します
① 「理想の1日」を設定する
② 「理想の1日」を組み立てる
③「スケジュール」に書き込む
④「タイム」作業の所要時間を書き込む
⑤「アクト」にやったことを書き込む
⑥「理想の1日」を過ごせたか振り返る
⑦ 新たな「イフゼン・プランニング」を作る
以上がWOOPノートの書き方になりますが、実際にこれをやろうと思うと結構時間がかかるなぁと言うのが正直な感想。
なので、実際にやるとなると続かない可能性が・・・・・・笑
他にも「読書ノート」の書き方などもあったのですが、それって昔、マインドマップのシンプル版として売り出していた松宮義仁さんの「シンプルマッピング」とほとんど同じだったので、なんとなく懐かしさを感じてしまいました。