【読書】『書くのがしんどい』竹村俊助
色々と書きたいことはあるですが、なかなか筆が進まず書けないことがあります。
これって結局「書くのが面倒なのかな?」なんて思っているのですが、そんな際に書店で見つけたのがこれでした。
まさに今の自分の気持ちがタイトルになっているので読んでみたのですが、
とても面白い!!
著者の竹林さんは編集者さん。
しかもあのベストセラーの『メモの魔力』を編集された方。
となると、さすが
・読みやすい
・読んでいて引き込まれてしまう
・ためになる
と読んでいてとても楽しかったので1日で読み上げてしまいました。
内容は主に5つ
- 書くことを見つける方法
- 判りやすい文章を書く方法
- 多くの人に読まれるための方法
- 面白い文章を書く方法
- 書くことを習慣化される方法
が書かれています。
特に今の自分が気になって読んだのが
「書くことを習慣化される方法」
だったのですが、その方法は
「Twitterで書く習慣を身につけなさい」でした。
これは他の本でも読んだことがありました。
「書く」と言っても、本や論文といった長文を書くこともあれば、ブログやnoteといったちょっとした文章、そしてSNSやTwitterのような短文も「書く」ことになります。
なので最初から長文を書こうと思っても、いきなりフルマラソンを走るようなもので無理です。最初はTwitterのような短文から始めて、書くレベルを上げていきましょうと書かれています。
ちなみになぜTwitterなのかですが、以下のようなメリットがあると言います
- 発信する勇気が手に入る
- 自意識をコントロールできるようになる
- マーケティング力が身に付く
- 共感力が身に付く
- 構成力が身に付く
- コピー力が身に付く
- 文章のリズム感を鍛えられる
- 思考力・考察力が身に付く
- 調べる力が身に付く
- 行動力が身に付く
ただそのためにはまずは自分なりの「目的」を持って、「ビジョン」を描いて、Twitterをやることが必要だと言います。
簡単に言えば、自分が雑誌を編集していると思ってツイートしなさいと。
だからTwitterをやるにしてもただ単にあったことや思ったことを書くのではなく、そのツイートは面白いか? ためになる情報か? 自分が狙うターゲットにあっているか? を考える必要があり、それに合わないツイートはしないということも必要です。
この本では具体的にどういうツイートをするべきかが書かれています。
①140文字でコンテンツが「完結」している
②1行目でなんについての話かがわかる
③半径3メートル以内にあるテーマである
④人生に取り入れたくなるノウハウである
⑤喜怒哀楽が刺激されるポイントがある
これは自分としてもかなり重要な点。
今の自分であれば、このブログのタイトルのようにアラフィフとしてどういう生活を送っていきたいかをツイートしていこうと思いました。
以上、ここに書いたことはこの本のほんの一部であり、まだまだ大切なこと、ためになることがたくさん書かれています。
久しぶりに「買いたい!!」と思える本でした。