【雑記】森岡毅から学ぶ
毎週日曜の夜10時からMBS毎日放送で放送されている「日曜日の初耳学」に USJをV字回復させた仕掛け人マーケターの森岡毅さんが登場。
その内容が 非常に面白かったので、その中での注目ポイントを挙げてみました。
「 映画だけの世界の テーマパークを大阪で作ること自体がそもそも間違いであった」
森岡さんと言えば映画の世界であるユニバーサルスタジオに漫画やアニメの世界を持ち込んだことでV字を回復を果たしました。
それは数字的に見えていたことで、 エンターテイメントの接触時間で映画を見るのは約10%。
そしてユニバーサルスタジオジャパンのある大阪、その関西圏の人口を1とした場合、関東圏の人口は3。
だから映画だけの世界を大阪に作ること自身無理があったという。
そのため映画以外の世界を持ち込む必要があったそうです。
「戦略は数学的な考え方で」
数学を勉強する理由はただ1つ。
問題にたどり着く問題解決能力、つまり論理的に考える力を鍛えるために数学を学ぶ必要があります。
そして情緒に流されず論理的に考えることが成功への唯一の近道。
「マイナスの特徴をポジティブ逆転の発想が必要」
森岡が再生したネスタリゾート神戸の場合、「 山しかないじゃなくて山がある」と捉える。
そして山に何があれば人が集まるかを考え抜いた結果、成功を生み出した。
「 文脈によってどんな特徴も強みになる」
物自体が変えれない時に何を変えるかと言うと、「お客さんがかけているメガネを変える。」絵自体が変えられない時は額縁を変える。そうすると「文脈」を変えることによって中身の価値を操作することができる。
「 弱みが強みになることはない」
その人の「成果」、「結果」、「プラスの影響」はその人の強みからしか出てこない。
だから自分の中で「こういうことが好き」ということを見定めることから全てが始まる。
「 人生を賢く生きるヒントは動詞の中にある」
人と比べるからわからなくなる。自分の中で好きだな、やっていて面白いなと思う行為、動詞の中にヒントがある。
例えば、 「サッカーが好き」は名詞。「サッカーの作戦を考えるのが好き」は「作戦を考える」が動詞となる。この動詞の中にこそ自分の罪が隠れている。
森岡さんと言えば、同じアラフィフなのですが、考え方がすごい!!
同期の人間がこれだけ活躍しているのだから、自分も負けていられないなと感じさせてくれました。