【読書】『お金の減らし方』森博嗣
そこから本を書いては印税がどんどん入ってきて、ついには何十億円ものお金を手に入れたそうです。
そんなアルバイト感覚で小説を書いたとは言え、実際は大学の先生としての仕事や研究も忙しかったようで、寝る時間を削って小説を書いていたそうです。それは模型やそれを走らす線路の費用が欲しかったからという理由で。
そんな経験からか書かれている内容も、
・お金は、自分の欲しいものに使う。必要なものよりも、欲しいものを優先しなさい
・(お金は)自分にとって価値のあるものを得るために使う。結局は、それが自分の価値を見つける方法である
ということが主体になっています。
人間の楽しみと言うのは、結局は自己満足なのだ。自分が満足できる状況へ自分を導くことが、つまり人生の目的であり、すなわち「成功」と言うものである。そのためには、お金は頼もしい道具だと言える。これを利用しない手は無い。
お金持ちは、自分が欲しいものを常に探している。自分がしたいことに対してもアンテナを張っている。そういった情報を常に集めているし、その方面にも敏感だ。お金が儲かることが楽しみなのではない。楽しみなことを探しているから、お金を儲けるためのヒントも自然に舞い込んでくる。
確かに今の自分は必要なものよりむしろ欲しい物があり、そのためにとにかくお金が欲しいと強く思っています。それがかなり働くための気力になり、かつどうしたらお金が入るかな? という事を日々考えさせる原動力になっています。そしてそんな毎日が楽しいと思える今日この頃。
やはり今の自分の「お金」に対する考え方は間違いではない。と確信を得ることができた1冊でした。
それにしても印税でガッポガッポ(笑)
そんなのいいなぁとつくづく思います😅